黒船館２階にすすむと、見学の合間にお休みいただける休憩スペースがあります。この南窓を飾るステンドグラスは、居心地の良い空間をつくり出す立役者で、大きな円のモチーフは見る人の心を優しく包み込みます。

これも同じアントワープの貿易商の館に飾られていたものです。

≪南窓近景≫

≪南窓中景≫

ちょっと離れて見ると、意外にも、建物全体と見事に融合しています。作者の技術の確かさのなせる技でしょうか。

≪南窓遠景≫

春夏秋冬、朝昼夕と…、南側から差し込む光を優しく受け止めるステンドグラスは、吹き抜けの回廊を彩る主役級のパーツとも言えます。