伊香保 観光なら竹久夢二記念館(大正ロマンの森)|公益財団法人 竹久夢二伊香保記念館
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館長のひとり言(三)をはじめるにあたって
2019年4月8日(12:30 PM) | カテゴリー:館長ブログ
今日から私、竹久夢二伊香保記念館館長木暮享のブログをスタートさせて頂きます。
これは今まで多くの人にお読みいただいた著作「館長のひとり言(一)」(平成17年9月23日初版発行)、「館長のひとり言(二)」(平成24年9月23日初版発行)に続くものです。(尚、当書籍は記念館にてお求めいただけます。)どうぞ最後まで宜しくお付き合いください。
記念館は黒船館・大正ロマンの館・義山楼・子供絵の館の4棟の建物で構成されております。その建物には夢二作品はもとより一つ一つの美しいものたちによって形作られております。
≪義山楼≫
≪黒船館≫
≪大正ロマンの館≫
≪子供絵の館≫
これから、この4棟の装飾品・部材をご紹介し記念館が放つ≪美≫の空間が、どこから、どのようにして皆様に伝わっていくかを様々な角度から検証していきたいと思います。
例えば3月の雛祭りには海苔巻きを囲んでお子様の成長をお祝いするご家庭が多いのではないでしょうか。海苔巻きは美味しくて楽しくて家族みんなが笑顔になりますね。美味しい…ナゼでしょう?海苔巻きには卵焼き・かんぴょう・きゅうり・でんぶなどいろいろな具が巻き込まれ、その具材を酢飯が包みこみ、最後にお海苔でぐるっと巻いて一本の海苔巻きができあがります。それぞれ、こんなに沢山の具材が入っているのに、一つ一つが自己主張せず素晴しいハーモーニーを奏でています。
竹久夢二伊香保記念館も同じようにたくさんの愛しき物たちに囲まれ調和のとれた美の空間が奏でられているのです。それら一つ一つに作り手の優れた技と美への強い想いが込められています。ここでは竹久夢二伊香保記念館の≪美≫を奏でている、ステンドグラス・照明器具・調度品などにスポットをあて詳しく説明をしていきたいと思います。