義山楼のステンドグラスは如何でしたか。

さて、続いて、当記念館の中心的建物である黒船館のステンドグラスをご紹介いたします。

黒船館玄関ホールの天井には華やかなステンドグラスがはめ込まれています。これは明治初期創業の京都の老舗ホテルを飾っていた逸品です。

そのホテルにはエジンバラという天井の高いホールがあり、144枚からなるステンドグラスの優しい光が心地よい空間を演出していたそうです。当時の紳士淑女が集い、心躍る一時を過ごすに相応しいデザインと色合からは、明治・大正期のロマンが感じられます。

さて、その144枚の中の24枚が縁あって、夢二記念館の玄関ホールを飾ることになりました。ステンドグラスを通して降りそそぐ光は、今、また現代の紳士淑女をお迎えすべく、ここに落ち着いたのでしょう。

≪玄関天井遠景≫

≪玄関天井中景≫

≪玄関天井近景≫